2026-07-18 11:11:50
ファイアウォール(FW)の「ステートフルインスペクション」とルーティングを混同していた
ネットワークスペシャリスト試験の過去問を使った勉強をしているときに、タイトルの内容を混同していたのでメモ。
2022年 令和4年 の午前1の問2の設問1の(5)の解説に悩みました。
なぜ本社の IPsec ルータに静的なデフォルトルートが必要なのかが分からなかったです。
最初はこう考えていました
- 営業所の IPsec ルータが本社の IPsec ルータと IPsec VPN を確立するための通信を開始する
- 本社の IPsec ルータが何かしらの返答を行いたい
- 営業所からのリクエストに対するレスポンスなのでルーティングテーブルにエントリーがなくてもOK
- =>ダメー
正しくこうみたい(これが正しいかは不明です)
- 営業所の IPsec ルータが本社の IPsec ルータと IPsec VPN を確立するための通信を開始する
- 本社の IPsec ルータが何かしらの返答を行いたい
- 返答を行うために表2の{拠点:本社、機器名: IPsec ルータ、 VRF 識別子:65000:1 (インターネット側用ルーティング)}に記載されているデフォルトルートが必要
- オワリ
デフォルトルートが必要な理由には営業所のIPsecルータのインターネット側のグローバルIPアドレスが動的だからデフォルトルート(宛先ネットワークが 0.0.0.0/0 )が必要という内容が求められていました。
なぜ勘違いしていたか
ルータ系はリクエストに対するレスポンスならルーティングテーブルにエントリーがなくても通信できると思っていましたが、冷静に考えて無理です。
何を勘違いしていたかと言うとタイトルにあるとおり、FWの「ステートフルインスペクション」と混同していました。「ステートフルインスペクション」の僕の理解は、「リクエストに対応するレスポンスは、ルールになくても自動的に通信を許可する」というものです。
おわり
少しだけ解像度が上がりました。