Nao000のぶろぐ

蝶を追っている少年になりたい

ファイアウォール(FW)の「ステートフルインスペクション」とルーティングを混同していた

ネットワークスペシャリスト試験の過去問を使った勉強をしているときに、タイトルの内容を混同していたのでメモ。

2022年 令和4年 の午前1の問2の設問1の(5)の解説に悩みました。

なぜ本社の IPsec ルータに静的なデフォルトルートが必要なのかが分からなかったです。

最初はこう考えていました

  1. 営業所の IPsec ルータが本社の IPsec ルータと IPsec VPN を確立するための通信を開始する
  2. 本社の IPsec ルータが何かしらの返答を行いたい
  3. 営業所からのリクエストに対するレスポンスなのでルーティングテーブルにエントリーがなくてもOK
  4. =>ダメー

正しくこうみたい(これが正しいかは不明です)

  1. 営業所の IPsec ルータが本社の IPsec ルータと IPsec VPN を確立するための通信を開始する
  2. 本社の IPsec ルータが何かしらの返答を行いたい
  3. 返答を行うために表2の{拠点:本社、機器名: IPsec ルータ、 VRF 識別子:65000:1 (インターネット側用ルーティング)}に記載されているデフォルトルートが必要
  4. オワリ

デフォルトルートが必要な理由には営業所のIPsecルータのインターネット側のグローバルIPアドレスが動的だからデフォルトルート(宛先ネットワークが 0.0.0.0/0 )が必要という内容が求められていました。

なぜ勘違いしていたか

ルータ系はリクエストに対するレスポンスならルーティングテーブルにエントリーがなくても通信できると思っていましたが、冷静に考えて無理です。

何を勘違いしていたかと言うとタイトルにあるとおり、FWの「ステートフルインスペクション」と混同していました。「ステートフルインスペクション」の僕の理解は、「リクエストに対応するレスポンスは、ルールになくても自動的に通信を許可する」というものです。

おわり

少しだけ解像度が上がりました。