Nao000のぶろぐ

蝶を追っている少年になりたい

Random Access Memory (RAM) はなぜ「ランダム」 (Random) なのかをメモしておく / RAM(メモリ)はどのへんが「ランダム」なのか

目次

  1. どういう意味で「Random」なのか
  2. 参考資料

どういう意味で「Random」なのか

RAMにおける「Random」とは「任意の」という意味で使用されます。

最初のPCではカセットテープ型のメモリを使用していたらしい。このPCで欲しいデータがテープの真ん中にあれば、テープを巻かなければいけません。めっちゃ面倒くさい。RAMスゴイ。

なぜ「Random」が「任意の」という意味で使われたのかは分かりませんでした。「CPUがアクセスする様子がデタラメにアクセスしているように見えたから "Random" になった」というのを昔何かで見たのですが、参考資料が見つかりませんでした。

書いてて気づいたのですが、「Random」って聞くと「デタラメの」みたいな認識をしていましたが、 「任意の」⇒「好きな場所の」と認識すると若干スッキリしました。CPUから見て好きな場所にアクセスできるとも見れるので。

追記 - 2020年1月5日

書籍「コンピュータシステムの理論と実装 ―モダンなコンピュータの作り方」を読んでいたら以下の記述がありました。

ランダムに選ばれたワードに対して、そのワードが位置する場所に制限なく、書き込み/読み込みができる、ということから来ている。 引用元: 「コンピュータシステムの理論と実装 ―モダンなコンピュータの作り方」 3章順序回路の「メモリ」より引用

「ワード」というのは、上の書籍によると「多ビットのレジスタの持つ値」のことを言うようです。多ビットと言いつつ、16ビット以上が一般的っぽいです。

参考資料

追記 - 2020年1月5日